アフリカ

アフリカへの道【方法模索編】

こんにちは、マイムです。
かつて私「世界ウルルン滞在記」をこよなく愛す小学生でした。
 
若者は知らなかろうと思ってウィキったところ衝撃の事実が。
 
番組名は“出会、泊ま、見、体験(タイケ)をとってまとめたもの (Wikipediaより)

マイム
マイム
そこまではさすがに知らなかった。
 
TBS系列で放送されていたテレビ番組です。内容を雑に説明すると、様々な俳優が世界中のあちこちで1週間ほどホームステイして異文化体験をする番組。
 
私、ウルルンの村フェチでした。ホームステイ先が先進国の回はがっかり。村がいい!村にホームステイしてくれ!と祈る毎日(大げさ)。職業として何かになりたいと夢見たことは一度もなかったけれど、いつか原始的な村でウルルンする!という単発の熱い夢は抱いてました。今回はそんな私がウルルンしたいと思い始めてから実際にウルルンする方法を見つけるまでのお話です。
 

  村選び

村ならどこでもよかった説は断固否定します。探せば地球上どこにでもウルルンできそうな村はあるでしょう。北米のインディアン、中南米のインディオ、オーストラリアのアボリジニ、モンゴルや中央アジアらへんの遊牧民などにも魅力は感じますし、世界中に散らばる名前も知らない民族、ご近所のアジアにも村ライフを営んでいる方々はたくさんいるでしょう。なんなら日本のど田舎も異文化だと思います。
 
でもアフリカがいい。
 
単純に日本と違いすぎるから。人種、肌の色、文化、生活、貧富の差。アフリカって心理的にいちばん距離が遠くないですか?昨今はメディアもよく取り上げているし、明るい映像も見るようになりましたが、ひと昔前は栄養失調の子供達、スラム街、エイズやマラリア…どちらかといえばネガティブな部分ばかりを切り取ったアフリカのイメージが植えつけられていたように思います。それらがもし現実ならば自分にできる何かを見つけたい。その前にまずは真実をこの目で見たい。アフリカは未知ゆえに私の好奇心をそそる大陸でした。
 
マイム
マイム
南米大陸ももちろん未知といえば未知、地球上に未知の地はアフリカ以外にもたくさんあったはず。でも興味を掻き立てられるほどの情報、もっと知りたいと思わせてくれる最初のきっかけがありませんでした。完全ガードされていたらもっと見たいと思わないじゃないですかわざわざ。中途半端に情報があるからこそ気になるんです、チラリズムの原理。

  手段

目的地:アフリカ
 
決まった。で、どうやってウルルンする?
 
  • 自分で村にアポを取る → 却下
村に電話をかけて「ちょっとホームステイさせてもらえますか?」みたいなそこまでのワイルドさはさすがの私にもありませんでした。村に電話なさそうだし。当時英語すら喋れなかったし。(たとえ私が喋れても村は英語通じないと思うけど。) それに未知すぎて怖さもあるし、不安もあるし、単身でアフリカに乗り込む勇気はなかったです。
 
  • ツアー旅行 → 却下
そういうのじゃない、私がしたいのは。開拓され商業化されたきれいな場所や観光用のサファリ。観光客用のホテル。求めてるのはそれじゃない。もっとリアルなアフリカが見たい。
 
  • ボランティア → あり

  青年海外協力隊

手段:ボランティア
 
そこでまず頭に浮かんだのは青年海外協力隊。青年海外協力隊って、それが何かはよく知らなくても名前だけは有名じゃないですか?日本人ならどこかしらで聞いたことがあるでしょう。途上国ボランティアの代名詞。井戸を掘る人たち。(完全にイメージ)
 
私もよくは知りませんでした。青年海外協力隊でどこどこにだれだれ(同級生だったり知り合いだったり)が行ったという話や受けたけど不合格だったという話はいくつか聞いたことがあったし、現地で活動する協力隊員を訪問する視察ツアーに参加したこともあったのでふわっと存在は知っていましたが、それは一般人ではなくすごい人たちの世界。私には無関係でした。そんなすごい人たちの選択肢が突然身近な選択肢として浮上。となればリサーチ。
 
得た情報
 
  • 「職種」に対する応募である
  • 「国」は選べない
  • 派遣国の語学訓練がある

  考察その1

協力隊は途上国で役立つスキルを持っていてこそ。職種を選んでの応募です。案件には「要〇〇免許、経験年数〇年以上」などと明記してあります。ダメじゃん。私にはスキルがない。資格不要、未経験で応募可能な案件もあるにはありますが、これといったスキルのない人たちがその枠を狙ってきます。応募殺到、高倍率。スキルがないならないなりにスキル以外の何かで勝負しないと勝ち抜けない。これダメだわ。
 

  考察その2

国が選べないというのは厳密には嘘で希望は書けます。でもあくまで希望。第1希望から第3希望まで国名を書いて、とんでもない国に決まることもある。合格通知に書かれている派遣国名を見てどこかわからずググる、よく聞く話です。更に、どこの国に決まるかわからないのに、決まった国の言語を勉強しなくてはならない。サプライズすぎやしないかい?突然アラビア語とかヒンディー語とかを勉強する日が来るかもってこと?英語すらできないのに?それは英語ができてからでいいわ…
 
よって青年海外協力隊は時期尚早だということが判明し却下されました。振り出しに戻る。チーン。
 
でも収穫もありました。青年海外協力隊について調べるという段階を踏んだことで目的が2つに。
 
アフリカに行く
英語の習得
 
英語に対する興味と実力

マイナー言語を習得する前に標準装備としてせめて英語でコミュニケーションが取れるようになっておきたいという思いは実はだいぶ前からありました。学生時代から英語は好きだったし受験英語も勉強したので、読む、書くはある程度できました。ピースボートでは英会話のレッスンを受講、積極的にクルーと会話しようともしましたが意思の疎通がなんとなくできることと「会話」は別物。そしてその会話こそがコミュニケーションの基本。読み書きができてもリスニングとスピーキングができなければキャッチボールは成り立ちません。日本人あるある。私も文法重視の勉強をしてきた典型的な日本人でした。

条件が増えればそれだけ方向性が定まり探しやすくなるってもんです。すぐに見つけました、ベストな選択肢。
 
アメリカのNPO団体 (旧 IICD, 現 One World Center) のアフリカボランティア18ヶ月プログラム
 
普段は優柔不断です。コンビニで何を買うか、レストランで何を食べるかの類、どうでもいいことはなかなか決められないくせに、人生に対する決断だけは異常に早いのが私。これだと思ったらあまり深く考えず決定ボタンを押しちゃうタチなので、あっさりそれに決めました。何か他にもいい選択肢があるかもなんて思いもしませんでした。もう見つけたからそれでいい。
 
マイム
マイム
高橋歩さんが、大事なのは何を選ぶのかではなく選んだ後どう生きるかだって言ってました。

  アフリカボランティアプログラム

6ヶ月 USA
6ヶ月 アフリカ
6ヶ月 USA
 
計18ヶ月
 
団体の拠点はミシガン州とマサチューセッツ州の2ヶ所。マサチューセッツ校に問い合わせをしたところミシガン校へ回されました。どっちでもやることは同じです。学校の敷地内にドミトリーがあり、団体生活。食事も掃除もすべて分担制。同時期に参加しているメンバーで運営します。お世話してくれるおばちゃんとかいません。3ヶ月毎に新しいチームがプログラムを開始するのでメンバーが少しずつ入れ替わり、常に流動的です。
 
最初の6ヶ月間は準備期間。学校での勉強と資金集めの募金活動が義務。この地獄の半年を無事クリアしたチームがアフリカに渡航する権利を得ます。
 
アフリカで半年間のボランティア活動。派遣される国とプロジェクトはプログラム開始後3ヶ月くらいで決定します。マラウイ、ザンビア、モザンビークあたりのアフリカ南部の国が主です。
 
アフリカでの活動を終えたらアメリカに戻ります。最後の6ヶ月間はアフリカでの活動を振り返り整理し、今後について考える期間です。
 
が、アフリカに行けたことに満足して退散する人もいます。なんなら最初の半年の間にギブアップする人も、アフリカ派遣中にドロップアウトする人もいます。人生それぞれ、個人の自由。誰にも何も強制はされません。私は18ヶ月の全過程を終了しました(2012年8月から2014年1月まで)。プログラム開始時チームのメンバーは9名でしたが、最後まで終えたのは私を含め3名でした。なぜそうなるのかはまた今度。笑
 
以上。ウルルンしたい!と思い始めてから実際にウルルンする手段を見つけるまでの軌跡でした。次回から何話かにわたってこのアフリカボランティアプログラムの中身に触れていきたいと思います。
 

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